美しすぎる図書館:オーストリア国立図書館


美しすぎる図書館:オーストリア国立図書館
国立図書館はどこの国も力を入れて建設、運営されていますが、中でもオーストリア国立図書館は段違いです。巨大なフラスコ画をはじめ、他には類を見ないものばかりです。
今回はオーストリア国立図書館について紹介します。

オーストリア国立図書館

オーストリア国立図書館は音楽の都ウィーンにあります。図書館と4つの複合博物館からなり、この図書館が特に美しいといわれています。図書館は広間になっていて、奥行き80m高さ20mあり、別名「プルンクザール(豪華な大広間)」とよばれています。天井にはダニエル・グランが描いたフラスコ画が広がっていて、天使が飛び出してくるような「だまし絵」の技法が用いられています。
フラスコ画

所蔵されている本は約20万冊もあり、本棚は二階にまで達していて、そのどれもが貴重な本であるため貸出は行われていません。彫刻なども展示されているため、図書館というよりも博物館に近い印象を受けます。
プルンクザール

プリンツ・オイゲンとマルティン・ルター

オーストリア国立図書館に所蔵されている本にはドイツ海軍の重巡洋艦の名前の由来となった「プリンツ・オイゲン」と、宗教改革を行った「マルティン・ルター」の蔵書が多数あります。プリンツ・オイゲンはフランス人ですが、オーストリアに仕官し、トルコ戦線で活躍した英雄の一人です。プリンツ・オイゲン
マルティン・ルターは当時の腐敗しきった教会に対して、「九十五ヵ条の提題」を書いて改革を行った人物で、ルターの改革の後はヨーロッパ各地で様々な人物による宗教改革が相次ぎました。
いずれも歴史的には重要人物で、彼らの蔵書はかなりの歴史的価値があるといえます。

おわりに

今回はオーストリア国立図書館について紹介しました。本の蔵書はすさまじいものの、大きな広間とフラスコ画によって、図書館という実感がいまいち湧かない施設です。宮殿に併設されているのでオーストリア観光の際は訪れてみてはいかがでしょうか。

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