海外と日本の図書館の違いとは


海外と日本の図書館の違いとは
海外と日本の図書館には、いくつもの違いがあるのをご存知でしょうか。日本の図書館は、なかなか利用しづらいイメージをもっている人も多いかと思いますが、海外ではそうではないようです。
今回は海外と日本の図書館の違いについて紹介します。

利用時間の違い

日本では図書館の開いている時間は朝の9時~17時くらいまでのイメージがあります。最近では利用者のことも考え、19時くらいまで開いている図書館もありますが、なかなか利用しづらいのが現状です。
しかし、海外では最近「24時間営業」の図書館が急増しています。学生の試験勉強のための場として利用されることが多く、試験期間になると学生利用者が一気に増えるそうです。
24時間営業の図書館を早くから導入しているのはアメリカやイギリスですが、最近では韓国にも導入され、多くの国で検討されているシステムです。営業時間が長いと人件費などが高くなってしまいますが、海外では深夜に利用する人は貸出目的ではなく、勉強の場所として利用しているため、深夜の営業時間では人を減らして運営することで人件費を抑えているところもあります。

私語に関する違い

TSUTAYAが指定管理者となって図書館を運営する際に、「図書館の中で私語をする人が多い」という問題があったそうです。図書館の1階にカフェが併設され、以前よりも利用しやすくなり、人が多く集まったことが原因となっています。では、海外の図書館の場合は死後に関するルールはどうなっているのでしょうか。海外の図書館では「図書館内をいくつかのスペースに区切り、決められたスペース内では会話をしても問題ない」という対応を行っています。
貸出受付などの多いロビーやビデオブースなどの人がどうしても集まりやすいところは、ある程度の私語は許可されていて、図書館の奥に行くと私語厳禁静かなエリアになる、といったスペース分けが一般的です。

飲食に関する違い

私語と同じように図書館での飲食は禁止されています。これは図書館の本を汚れや虫害(虫による本への被害)を防ぐために必要なルールです。そのため、図書館でのどの渇きや空腹を感じても我慢するしかないというのが、利用者にとっては難しいところでした。海外の図書館では私語の対応と同じように、飲食のできるスペースを決め、周りに迷惑にならなければ飲食が可能としている図書館があります。
飲み物ならコンピューターなどの電子機器から離れたところ、食べ物なら資料から離れたラウンジなどで可能になっています。これにより以前よりも図書館を利用しやすくなったと感じる人が増えています。

新しい技術の導入に関する違い

電子書籍やパソコンを使った試みは日本でもいくつかありますが、まだ活発とはいえません。海外では紙の本だけでなく、電子書籍の普及も盛んです。さらに、パソコンの使用もWi-Fiの導入が進んでいるので、決められたスペース内では多くの人が使用しています。また、パソコンを使ったディスカッションや多角的な学習なども活発で、新しい技術やシステムに柔軟に対応しています。

その他

図書館といえば椅子、机、本棚が基本的なスタイルですが、海外の図書館はより利用者にリラックスして利用してもらおうと、様々な試みが行わなわれています。長時間座れるようにソファを設置したり、日本の図書館ではなかなか見られないマンガを大量に配架したりと、かなり利用者のことを考えた工夫がされています。

おわりに

今回は海外と日本の図書館の違いについて紹介しました。日本の図書館ではおなじみのルールも、海外の図書館では試行錯誤して利用者のための工夫がされています。いきなり大きく変化するのは難しいですが、日本の図書館にも海外の図書館のような今までにないサービスを目指してほしいですね。

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海外の図書館まとめ

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